子供の頃から、『食べられる野草』に異様に惹かれる人生を送ってきました。
1ヵ月間1万円で過ごす、なんてバラエティ番組でノビルが紹介されると
スコップ片手に河川敷へ繰り出し
山で偶然トリュフを見つけた時は、メチャメチャに盛り上がった記憶があります。
(どちらも食べる事は叶いませんでしたが。)
先日、我が家の食卓に菜の花が登場しました。
蛤の潮汁に添えられて出てきた菜の花は、
言われなければホウレン草と勘違いしてしまいそうな程、食用の野菜然とした面持ちでした。
これ菜の花なの?普通に食べれれるじゃん!
と、テンションが爆上がりしたのを覚えています。
なんとなく通り過ぎる川沿いの道路が、食材の宝庫に見えた瞬間でした。
例え明日世界が崩壊しても、鍋と醤油を持って河川敷に行けば
野菜には困りませんね。
これはブログに書こう!と心に留めて、
キーボードをバチバチに叩いている訳ですが
記事を書きながら、横で菜の花について調べていると
衝撃の事実が目に入りました。
『食用の菜の花、油を搾る為の菜の花、観賞用の菜の花は品種が異なる』
あー……。
まぁ、そうですよね。
河川敷で菜の花食べ放題プランは、あっさりと崩れ去りました。