『99Luftballons』という曲をご存知でしょうか。
80年代に世界的なヒットを記録した、ドイツ発のポップスでして
日本でもCMソングとして起用されたりしているようなので、どこかで耳にした方も多いと思います。
あの頃特有の(?)イケイケなシンセサイザーの音が好きで、私もたまに聴いていたのですが
あの曲、ゴリゴリの反戦ソングらしいですね。
気になったので和訳を読んでみたんですけど……明るい曲調とは裏腹に、中々ヘビーな歌詞でした
イメージしていたのと実際の意味が全く違うのって、洋楽あるあるですよね。
昨年の11月頃、3年程使用していたiPhoneを落っことしまして
画面側がアスファルトの上に直撃、プロテクターや保護フィルムといった防護策を搔い潜り、
画面の端っこにダメージを受けてしまいました。
こんな感じの横線が入り、さらに時たま強烈な光を放つように。
正直横線はギリギリ無視できる範囲(とはいえ電子書籍を読むのは厳しいです)でしたが……
忘れた頃に猛烈な閃光で視神経を攻撃してくるのは、ちょっと辛かったですね。
何度も光に眼をやられながらこの発光現象の法則をなんとなく掴んだのですが、
どうやら発光する条件は『辺りが暗くなっていること』『スリープ状態から起動させた時』のふたつが関わっているらしく
自動調光機能によって画面の明るさが変わった際、猛発光が発動するようでした。
発光条件が分かり、不意に視界を奪われる事もなくなった為
もう少しこの端末を使っていようかな……などと考えていました。
おいそれと買い換えられるような代物では無いですし、サブ端末のおかげでいきなり壊れても丸腰にはなりませんからね。
もしもの時に備え、データの完全なバックアップを用意します。
そして普段持ち歩いているノートPCにLINEをインストール。
いつからかは知りませんが、スマホとPCでアカウントを共有できるようになっていたみたいですね。
これでいきなり家族や友人と連絡が取れなくなることもなくなりました。
そんなわけで横線の入った画面にもまぁまぁ慣れてきた大晦日の朝、事件が起きました。
画面、完全に映らなくなりました。
タッチ操作には反応しているようですが、画面は真っ暗なまま。
記憶を頼りに電源を落とし(電源を落とすのにもタッチ操作を要求してきますからね)、復活してくれ……と祈る様に再起動。
映りません。
たしかここらへんだったよな…と、真っ暗なままのモニタを撫でまわし
音楽の再生を試みます。
これがホントのブラインドタッチ、ですね。
音楽の再生に成功。
どうやら画面が見えない以外は正常に作動しているようです。
これからどうするかを考え、ひとつの案を思いつきました。
モニタの修理だけだったら、非正規の業者に修理依頼してもよくない?
…という事で、某ショッピングモールに入っているスマートフォン修理屋さんへ行きました。
非正規の修理であること、今後この端末で正規の修理サポートを受ける事はできないことなど、色々な説明をうけ
質の悪い物、それなりの物、純正品に比類する品質の物、3つの交換用モニタを提案されました。
もちろん3つともコピー品です。
しかも、モニタを交換しても直る保証は無いときました
高いモニタをつけても、映らないんじゃあ意味が無いですからね……。
すこし悩んだあと、真ん中のグレードのモニタを選び、修理を依頼しました。
部品代と工賃で20000円、思っていたよりも安く済みましたが、それでも痛い出費です。
「それでは50分で修理終わりますので、取りに来てください」
預けているあいだに映画でも……と思ったのですが(真横にシネコンが入ってるので)
そんな時間はなさそうです。
ショッピングモールのお店を覗いて時間を潰しました。
贔屓にしているアウトドア系ブランドのバッグを見て、コレ格好いいな…とか
スマホの修理代さえなけりゃ買っちゃうんだけどな…とか思っているうちに時間になり、スマホを受け取りに戻ります。
修理は無事完了、モニタは問題無く点灯し、タッチ操作も可能です。
中華製のモニタは、たしかに若干色に違和感を感じたり、タッチ精度が悪くなったような印象がありますが
あと1年使えれば良いと考えれば、納得できる範囲です。
『次のiPhoneはType-Cに対応する‼』って、毎回まことしやかに囁かれていますが
噂のまま終わってしまいますよね、私はアレをアップル社か対抗メーカーのプロパガンダだと思っていますが…
果たして次のiPhoneはType-Cになっているのでしょうか。
この微妙な時期にiPhoneを買いかえるのは癪なので、このまま次の14まで耐え抜こうと思っています。
それでは。