時が経つのは速いもので、横浜に等身大のガンダムが建造されてから3年とちょっとが経過しました。
生来のガンダムオタクである私も、是非観に行きたいものだと思ってはいたのですが
当時はコロナが大流行していましたし、そもそもチケットが取れないくらいの盛況振りだと聞いていたので
そのうち落ち着いたら観に行こうかな……
なんて思っているうちに、そのまま観るタイミングを失っていました。
そんなガンダムも、今月末に解体される事が決まっています。
そもそも期間限定の企画だったらしく
好評につき延期されただけで本来はもっと早くに解体されるはずだったようです。
一度も観ずに終わってしまうのは流石に惜しいので、先日、休日を利用して観に行ってきました
幼少期より憧れていたガンダムが目の前に。
なんて言ったら良いんでしょうか……実在性?
実在性が凄いんですよ。
本当に“いる”んだ……!と、目頭が熱くなるのを感じました。
定期的に動きます。
『起動実験』と称したストーリー仕立てのショーや
TMレボリューションの曲(ガンダム作品の主題歌ですね)に合わせて踊る謎のショーなど
複数のバリエーションがあり、何時間でも居られそうでしたね。(実際、3時間半くらい滞在してました)
当初は自立して歩行できるガンダムを作る事を目指していたようですが
技術的な問題でそれは実現せず、徹底的に軽量化した機体(外装はFRPですって‼)を
後ろから油圧のリフトで支えて動かす、パペット人形の様な形へ変更されたらしいです。
立ったり歩いたりしているように見えますが、足は接地せず微妙に浮いているんですよね。
ちょっとドラえもんみたいだな、と思いました。
数量限定別売りのドックタワーチケット(ガンダムの真横にある足場へ登る権利)を予めゲットしていたので、更に肉薄して眺める事ができました。
ガンダムの目線から見ると、人間ってこんなに小さいんですねぇ。
見てる……!ガンダムがこっちを見てる……!
たっぷり3時間以上楽しんだのちに退場。
名残惜しげに後ろを振り向くと、デカすぎて会場の目隠しからはみ出たガンダムが。
18mは伊達じゃないですね。
片道2時間ちょいでここまで来れるなら、もっと早く来ておけば良かったですね。
あと1週間弱で解体されてしまうので、もう二度とお目にかかれないと思うと寂しいですが
今後更に技術が進化して、実際に自立して歩いたり、ビームライフルをぶっ放したりするガンダムが見れる時代が来る事を祈っておきましょうか。
それでは。