書こう書こうと思いつつも、投稿のタイミングを失い、記憶の鮮度も薄れつつあるお盆の旅行の事を、ビーナスラインに行った事でも書こうかと思っています。
ビーナスラインってのは長野県茅野市から美ヶ原高原美術館を結ぶ観光道路です。
コレを端から端まで走ったり、美術館に行ってみたり、車山のリフトに乗り山頂まで行ったりと縦横無尽に遊び尽くすのが今回の旅程でした。
リフトで山頂まで登ると、ザ・山頂って感じの雰囲気が。
お盆休みということもあり、多くの人が観光に訪れています。
できることなら、誰もいない時に来てみたいですね。
山肌を雲が撫でています。
あの中を通ったらさぞかし涼しい事でしょう。
夜です、正確には夜明けの直前ですね。
何でそんな時間にリフトに乗っているかと言うと、『山頂で日の出を見よう!』的な催しにより、期間限定で早朝にリフトが稼働していたからです。
世紀末の荒野でしょうか。
いいえ、山頂です。
山頂は見事に雲の中、ですが念願叶ったりとは到底言えませんね。
周りがモンベルのウィンドブレーカーとか着てる中、私だけが半袖シャツ一枚で寒さに震えながら、日の出を待ちます。
結局山頂で一時間程耐えましたが、日の出の時間になっても雲は晴れず、諦めて下山します。
正しく五里霧中、と言った所でしょうか。
先の視えない不安と半袖のオタクを乗せて、リフトは下って行きます。
リフトとリフトの乗り継ぎ地点まで下ると、雲の切れ間から太陽が顔を覗かせていました。
これですよ、これ。
ホントはこれを、山頂で見たかったんですよね。
カメラを買って以来、何処へ行くにもカメラ片手で出掛けるようになりました。
どうしようもなくデカくて取り回しの悪いお荷物ですが、それでも旅行の楽しみが増えるのは良い事ですね。